お金から自由になろう②
今回は、前回の続きでお金から自由になる方法についてです。
お金から自由になる二つ目の方法としては、お金とは、人生を
楽しむために使うものであるということを理解し、実践することです。
あなたは、何のために貯金をしていますか?
ただ漠然にとか、老後のためとか、万一の場合に備えてとか、
いつか買うかもしれない住宅資金としてといった理由を挙げられ
る方が多いように思えます。
老後のためや住宅資金、万一のためのというように目的がある
なら、まだいいです。でも、収入から使った残りが貯蓄になって
いるという人も結構見受けられます。そうすると、常に収入を意
識した上で、お金を使うことになります。
自分を表現するのに本当は20万円のコートがとてもいいのに、
給料から考えると5万円の機能重視のものを選んでしまうという
ことはありませんか?
海外旅行を考える時に、有名ではないが見てみたいという遺跡
があるのに、ツアーの方が安いからと、その遺跡には行かないツ
アーを選んでしまうという経験はありませんか?
貯金を月いくらしなければいけないから、友達との会合やセミ
ナーに行くのをやめたことはありませんか?
これらは全てお金に支配されていて、本当にやりたいことを楽
しんでいない例です。
人生におけるその時間は、その時にしかありません。あなたが
価値を見出しているものや充実できる、楽しいと思えることに対
しては、お金の尺度だけで考えないで、積極的にお金を使うとい
うことが重要だと思います。
そして、お金から自由になる三つ目の方法は、収入の範囲内で
暮らすということです。先程の話と矛盾すると思われるかもしれ
ませんが、この意味することは、お金に関してしっかり計画を立
てるということです。ライフプランニングやフィナンシャルプラ
ンニングがしっかりできていることが前提になります。
二つ目の方法の人生を楽しむためのお金を使うためには、その
お金を使った後に、あなたの財政状態がどうなるのかということ
が瞬時にわかる必要があります。
お金を使う時に自分の財政状態がどうなるかわからない状態で
すと、使うことに不安を覚えたり、罪悪感を感じたりしてしまい
ます。こんな感情を持っていると、お金を使うことを楽しむこと
ができません。
良くない例の最たるものとしては、住宅ローンを使って住宅を
購入することが挙げられます。私が銀行員時代には、住宅ローン
の金額を決めるとき、銀行の審査が通る範囲、通常ですと、返済
比率が40%以下という基準でローン金額を決めている人がたく
さんいました。
でも、返済比率が40%ですと、住宅ローンを支払った後の手
取り金額では生活するのがやっとで、月々の不足分はボーナスで
補うという状態です。ですから、お父さんの小遣いは月3万円な
んていう事態になるのです(笑)
もちろん、住宅を取得することを否定するつもりはありません。
でも、住宅ローンというのは、収入の範囲を超えた、若しくは、
超えるかもしれないお金の使い方の最たる例なのです。
その理由は、きちっとライフプランニングやフィナンシャルプ
ランニングができていたとしても、これらはあくまでも予想に基
づく計画であって、実際にその通りになるとは限らないのです。
当初返済に問題がないと思っていても、変動金利型を選んでいた
ら金利が上昇してしまったり、固定型を選んでいたとしても収入
の方が減ってしまったりといったことが起こりえるのです。
豪州においては、住宅価格が上昇傾向にあるので、担保価値の
増大を目指し、その担保余力で次の投資物件を購入するというこ
とが盛んに行われているようですが、不動産価値の上昇を前提に
した、無理な資金計画はいつか破綻するかもしれませんので、十
分注意して欲しいと思います。
世界はどんどん変化していくものであって、あなたの収入は世
の中の変化によって簡単に変わってしまうということを肝に命じ
ておいた方が良いでしょう。
ですから、収入の範囲で暮らすことを考えれば、できれば現金
で家を買いたいところですが、そうもいかないことも多いですか
ら、せめて頭金を40%くらいは準備するか、返済比率が20%
以内に収まるように住宅ローンを設計したいものです。
ライフプランやフィナンシャルプランをしっかり作るというこ
とは大変な作業です。ですから、すぐにでも取りかかってくださ
い。せめて、あなたのバランスシート(資産と負債の一覧表)や
収支表はきちっと作っておきたいものです。
「人生を楽しむ」
お金から自由になる二つ目の方法としては、お金とは、人生を
楽しむために使うものであるということを理解し、実践することです。
あなたは、何のために貯金をしていますか?
ただ漠然にとか、老後のためとか、万一の場合に備えてとか、
いつか買うかもしれない住宅資金としてといった理由を挙げられ
る方が多いように思えます。
老後のためや住宅資金、万一のためのというように目的がある
なら、まだいいです。でも、収入から使った残りが貯蓄になって
いるという人も結構見受けられます。そうすると、常に収入を意
識した上で、お金を使うことになります。
自分を表現するのに本当は20万円のコートがとてもいいのに、
給料から考えると5万円の機能重視のものを選んでしまうという
ことはありませんか?
海外旅行を考える時に、有名ではないが見てみたいという遺跡
があるのに、ツアーの方が安いからと、その遺跡には行かないツ
アーを選んでしまうという経験はありませんか?
貯金を月いくらしなければいけないから、友達との会合やセミ
ナーに行くのをやめたことはありませんか?
これらは全てお金に支配されていて、本当にやりたいことを楽
しんでいない例です。
人生におけるその時間は、その時にしかありません。あなたが
価値を見出しているものや充実できる、楽しいと思えることに対
しては、お金の尺度だけで考えないで、積極的にお金を使うとい
うことが重要だと思います。
「収入の範囲内で暮らす」
そして、お金から自由になる三つ目の方法は、収入の範囲内で
暮らすということです。先程の話と矛盾すると思われるかもしれ
ませんが、この意味することは、お金に関してしっかり計画を立
てるということです。ライフプランニングやフィナンシャルプラ
ンニングがしっかりできていることが前提になります。
二つ目の方法の人生を楽しむためのお金を使うためには、その
お金を使った後に、あなたの財政状態がどうなるのかということ
が瞬時にわかる必要があります。
お金を使う時に自分の財政状態がどうなるかわからない状態で
すと、使うことに不安を覚えたり、罪悪感を感じたりしてしまい
ます。こんな感情を持っていると、お金を使うことを楽しむこと
ができません。
良くない例の最たるものとしては、住宅ローンを使って住宅を
購入することが挙げられます。私が銀行員時代には、住宅ローン
の金額を決めるとき、銀行の審査が通る範囲、通常ですと、返済
比率が40%以下という基準でローン金額を決めている人がたく
さんいました。
でも、返済比率が40%ですと、住宅ローンを支払った後の手
取り金額では生活するのがやっとで、月々の不足分はボーナスで
補うという状態です。ですから、お父さんの小遣いは月3万円な
んていう事態になるのです(笑)
もちろん、住宅を取得することを否定するつもりはありません。
でも、住宅ローンというのは、収入の範囲を超えた、若しくは、
超えるかもしれないお金の使い方の最たる例なのです。
その理由は、きちっとライフプランニングやフィナンシャルプ
ランニングができていたとしても、これらはあくまでも予想に基
づく計画であって、実際にその通りになるとは限らないのです。
当初返済に問題がないと思っていても、変動金利型を選んでいた
ら金利が上昇してしまったり、固定型を選んでいたとしても収入
の方が減ってしまったりといったことが起こりえるのです。
豪州においては、住宅価格が上昇傾向にあるので、担保価値の
増大を目指し、その担保余力で次の投資物件を購入するというこ
とが盛んに行われているようですが、不動産価値の上昇を前提に
した、無理な資金計画はいつか破綻するかもしれませんので、十
分注意して欲しいと思います。
世界はどんどん変化していくものであって、あなたの収入は世
の中の変化によって簡単に変わってしまうということを肝に命じ
ておいた方が良いでしょう。
ですから、収入の範囲で暮らすことを考えれば、できれば現金
で家を買いたいところですが、そうもいかないことも多いですか
ら、せめて頭金を40%くらいは準備するか、返済比率が20%
以内に収まるように住宅ローンを設計したいものです。
ライフプランやフィナンシャルプランをしっかり作るというこ
とは大変な作業です。ですから、すぐにでも取りかかってくださ
い。せめて、あなたのバランスシート(資産と負債の一覧表)や
収支表はきちっと作っておきたいものです。
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