夢に向けて進んでいますか?

「あなたは、どんな生き方がしたいですか?」「どんな生活が望みですか?」

「それは、叶っていますか?」

この質問をして、「ハイ」と明確に答えられる方は、まだまだ少数派かもしれません。

こうした方は、お金持ちでしょうか?事業で大儲けした人でしょうか?政治家でしょうか?一般のイメージでは、いわゆる成功者の方というイメージでしょうか。

しかし、一般に成功者と言われている方で、自分の望む生き方をされている方はむしろ少数ではないか、と私は考えています。

もちろん、何かに打ち込まれて、何かを成し遂げていることは素晴らしいことです。ただ、その人自身が本当にしたい暮らしをしているかどうかとなると、話は別になる気がします。

先の質問に「ハイ」と明確に答えられている方は、ごく普通の方に多いように思われます。

そのわけをこれから書いていこうと思いますが、その前に、次の質問をしたいと思います。

「あなたは、夢を持っていますか?」

そして、

「夢に向かって、突き進んでいますか?」

子供の頃、プロ野球選手になりたい、宇宙飛行士になりたい、医者になりたい、など誰でも夢を持った経験があると思います。

ところが、大人になっていつの間にか夢はどこかに消え去り、現実的な生活に埋没してしまう方が大半になっているのではないでしょうか?

なぜなら、夢という言葉には、何か大きなものを達成しなければならないという強迫観念があり、大きな困難や苦労が伴うものだからです。ですから、大人になって自分の能力の限界を感じあきらめてしまうのでしょう。

夢は、志(こころざし)を内包しており、スーパーポジティブな考え方をする人以外には、つらいものになってしまうと考えられているのでしょう。

しかし、夢というものは極めて個人的なものであってよく、それぞれの個人が勝手にかなえたい欲望であってよいと私は考えます。

個人的な欲望である夢は、一見てんでんバラバラになっているようですが、社会の中では調和していくものだと思っております。いわゆる‘神の見えざる手’によって調和するのです。

ですから、全ての方が‘好きなこと’を実践していくことこそが、世界の調和をもたらすことだと思っています。

もしあなたが、‘一生南の島で遊んで暮らす’ということが夢であるならば、その夢を実現してください。あなたが南の島で暮らすことを実現する過程で、世界に貢献することになります。いや、南の島で遊んでいるだけでも、世界に貢献することになります。

まず南の島で暮らすための資金を用意するために、あなたは何かしらの手段でお金を稼ぐことになります。お金を稼ぐということは、あなたが社会に対して何かしらの貢献をすることを意味しているはずなのです。それを資産運用で成し遂げたとしても、それは、あなたの資金をマーケットに差し出すことで、リスクテイク資金として使われたり、マーケットに流動性を与えたり、ある社会貢献する会社の資金繰りに使われたかもしれません。

また実際に南の島で遊んで暮らすと、あなたは純粋消費者となって、雇用を生み出すことになるかもしれないのです。

どんなことであっても、あなたは社会に貢献する存在であることには変わりないのです。

そこで、どんな生き方をしてもいいのですが、死ぬ間際に「ああ、いい人生を送れた」と満足感を持って死んでいける生き方ができたかどうかが重要になってくると思います。

そう、「人生の成功者」にはなって欲しいと思います。

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