2007年11月22日木曜日

ネットワーク

もう一つ、生き延びることができない人として挙げられるのは、
ネットワークを持っていない人があります。


 この人間社会は、人と人との繋がりで構成されています。人間
関係そのものが人生そのものと言っても過言ではない
かもしれま
せん。その人間関係を大事にしていない人というのは、何かをや
ろうとしてもなかなかうまくいかせることは難しいものです。


 ネットワークが運んでくる、運んでいってくれる、最も重要な
ものは、広い意味で捉えた‘情報’です。ネットワークは、情報
の発信と受信の両方に不可欠なものです。


 何か事業を起こす時、仲間を集める、事業のことについての情
報を集める、取引先を探す、売り先を探す、生産をお願いすると
ころを探す、といった情報の重要な部分は、ネットワークからも
たらされるのです。


 いくらインターネットが進歩して、瞬時に幅広い情報が得られ
るようになっても、ネットワークから得られる情報は、いい意味
でも悪い意味でも、伝えてくれる人の経験値を介すことによって、
付加価値がついた情報となるのです。


 このネットワークが有機的に結合して展開できるようになると、
ものすごいパワーを発揮できます。自分のネットワークであるコ
ミュニティだけでなく、自分のネットワークに繋がった人のコミ
ュニティにも接続できると、累乗の人々と繋がることができるか
らです。何しろ、6人の人が繋がると、全世界の人に繋がると言
われているのですから。


 会社の中だけの付き合いや同業者だけの付き合いばかりをして
いませんか?確かに、いつも会っている人とは付き合い易いかも
知れません。私も金融村にいた頃は、同業者や会社の中の付き合
いばかりしていて、新しい世界には進んで出て行こうとはしてい
ませんでした。回りの人たちも似たような人たちばかりでした。
そうすると、いわゆる世間が狭いままで、新しい考え方や感性に
触れることがなく、人間的にもほとんど成長できませんでした。


でも、今は違います。


色々な人と、いわば必然的に出会えるようになりました。例えば、
この本を書くに当たって、目指すべき「自由人」のモデルとなる
ような人とも出会えました。


最初はちょっとのエネルギーを使うだけでいいのです。色々な人
と出会えるところに、出て行くということをお勧めいたします。

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