2007年6月19日火曜日

(6)-1自分の大好きなことをする生き方

 「自由人」は、自分の大好きなことをして生きています。もちろん、
多くの自由人は働かなくても生活が十分にできるだけのお金が入って
くる仕組みを持っていたり、それだけの資産を持っています。


 相続などによってたくさんの資産を得た人もいるでしょうが、多く
は自分の「こころの持ち方」を変え自由人になる準備をした結果とし
て自由人になれたのです。「自由人」なれるというセルフイメージを
作ることができたからこそ、準備もできたのです。


 「そういう人だから、「自由人」になって、好きなことをして暮ら
せるんだ」と思う方も多いかと思いますが、そんな心配はいりません。


 実際、今そんなにお金がなくても、「自由人」にはなれるのです。


 私の友人に、オーストラリア、ベルギー、イギリス、日本と4カ国
に数ヶ月づつ暮らしている人がいます。オーストラリアは母国で、ベ
ルギーは母親が暮らしており、イギリス、日本は元勤めていた会社が
あったということで友人もたくさんいるという事情もあります。


 生計はどう立てているかというと、先物のトレードをインターネッ
トで行って稼いでいるのですが、ネット・トレーダーとは違います。
例えば、原油先物を買って、T-NOTE(米国10年債)先物を売
るというようなアービトラージ(一種の裁定取引)を数ヶ月くらいの
間、ポジション(持ち高)を保有し続けます。仕事は1日一時間くら
いネットで相場をチェックするくらいです。彼は年間500万円くら
い稼げれば十分と言っていますが、成績は年によって大きくぶれるも
のの、これまでのところ平均して、その何倍も稼いでいるようです。


 彼もまさに「自由人」の一人ですね。仕事は一日1時間、あとは好
きなことをしています。住む場所-国すら、気分で変えているという
具合です。


 私が住んでいる麻布十番の街には、「自由人」がたくさんいそうで
す。平日の昼間から街をプラプラしている、いい大人を結構見かけま
す。プリントシャツやアロハシャツを着ている人がどうも多いのは不
思議ですが(笑)


 その中で、背が高くて外人だから目立つのですが、元サッカー日本
代表監督トルシエ氏の通訳をしていた人です。本当よく見かけるので
すが(3年前くらいですが)、週末深夜には世界のスポーツ情報番組
のコメンテーターとしてお茶の間に登場します。彼が様々な国に取材
している姿がVTRで映し出されます。


 実際のところは知りませんが、彼も日本に暮らしていますが、世界
中を飛び回っている「自由人」なのかもしれません。


 彼らのような「自由人」として既に暮らしている人もいれば、一方
で「自由人」のように暮らしている人もいます。


 若い人をよく観察してみてください。フリーターといわれる人たち
をよく観察してみてください。いい会社に就職できないから、とりあ
えずアルバイトをして好き勝手に暮らしている、と思ってはいません
か。


 もちろん、そういう人たちもたくさんいます。でもよく観察してみ
ると、自分が大好きでやりたいことをやっているので収入が少なかっ
たり、それでは食えないからアルバイトをして生計を立てている人も
たくさんいます。


 ニートと呼ばれている人たちは、労働経済学の教授の友人によれば、
とてもまじめで、何をやりたいかがわからなくて真剣に悩んでいるが
故に、安易に就職したり、何かを始めたりしていない人たちだそうで
す。


 ちなみに、この教授は「希望学」という分野を真剣に作ろうとして
います(まるで、僕のためみたいですね-冗談(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E7%94%B0%E6%9C%89%E5%8F%B2


 こういう人たちを、夢や幻を見て生きているとか、モラトリアムだ
と片付けてしまうことはたやすいことです。


 でも、こういった若者の中に、これからの時代の生き方が現れて来
ているとは考えられませんか?


 つまり、安定を求めて安易に就職したりせず、自分の人生を生きる
ために、いろいろ模索しているのです。

  
 もちろん、現在それなりの仕事を持っていたり、家族がいる人が、
安易に同じような行動をすることはばかげています。何も目算もなく
「自由人」を目指すなんてことは、無謀以外の何物でもありません。


 だからといって、そういう制約があるから「自由人」になれないと
いう訳でもないと思います。それなりの準備を心理的にも物質的にも
する必要があるのです。


 では、大好きなことをして暮らす、生きがいを中心に生きていくと
いうことが一番である、ということには異存はないですよね。


 その大好きなことを中心として、その周辺からビジネスを始めても
いいと思います。


(続く)

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